2014年8月1日金曜日

「個人情報が漏れているので削除してあげる」という詐欺にご注意を!



個人情報の削除を持ちかける詐欺にご注意!

消費生活センターや国民生活センターなどの公的機関を騙り、
「あなたの個人情報が漏れているので削除してあげる」などと電
話をかけてきて最終的にはお金をだまし取る詐欺が急増してい
ます。
複数の業者が役回りを分担して消費者をだまそうとする「劇場型
勧誘」も多くみられます。

PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)にみる相談の特徴
 ・年度別件数
  2012年度~2014年6月末までの相談件数は1,347件です。
  (2013年度から急増しています)
 ・年代別件数
  狙われているのは8割強が60歳以上です。
 ・性別の割合
  狙われているのは8割以上が女性です。

消費者へのアドバイス
 「個人情報を削除してあげる」という電話は詐欺です。
 まして公的機関がそんな電話をすることは絶対にありません。
 相手にせずにすぐ電話を切ってください。
 不安な時は承諾や契約をせずすぐに消費生活センター等に相談してください。

日頃から家族や身近な人による高齢者への見守りが大切です。
国民生活センター2014/07/30



まず、個人情報と言ってもいろいろありますよね。
名前や電話番号だけなら電話帳を使って調べる事ができます。
適当な番号に電話して「個人情報を削除してやるから金出せ」と
いうのがこの詐欺の基本です。

それ以外の個人情報も知ってた?

ベネッセの個人情報流出でも問題になったように、流出した個
人情報は名簿屋で販売されて拡散します。
それを購入したら個人情報の入手は可能なので知っててもおか
しくはありません。

残念ながら

流出した個人情報を完全に削除する事は絶対に不可能です

相手にするだけ時間のムダ、そもそも削除された事をどうやって
確認するんですか?
こういう詐欺に1度でも引っ掛かると「騙されやすいバカ名簿」
に掲載されて広まるので次々詐欺の勧誘にあいます。

電話で個人情報云々言い出したら即座に切る!
(とりあえず聞くだけとかもダメ、即切りです)


よく似た話として

〝ネットの誹謗中傷・風評被害対策を謳う業者〟

がいますが、効果が不透明な上に『そういう業者を利用して意
図的に情報の隠蔽を図った』という事実が残ります。
仮にあなたの消したい情報が本当に誹謗中傷だったとしても情
報の隠蔽を図ったのは事実です。
バレたら『事実だったから業者なんか使ってゴマカしたんだ』
と全部事実扱いされるリスクがあります。

しかも利用した業者はあなたの弱みであるその〝事実〟を握っ
てるんです・・・後で法外な金額を請求されても逆らえません。
警察や裁判に訴えたらその〝事実〟が表沙汰になりますから。

さらに、Googleさんはそういう操作をされるのが大嫌いです。
意図的な操作への対策の為に検索アルゴリズムを変更したりす
るので、一旦下位に追いやったはずの情報がまた検索で上位に
戻ってくる事も・・・(そういう不安を煽って保守契約を結ばせる業者もあるかも)

こういう業者の利用はリスクをよく考えてからにしましょう


身近な危険に備えるは こちら です。


(トップ画像:Why Computers Run Slow and Tips to Speed Them Up

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