2013年6月28日金曜日

Doragon ルクスメーター(デジタル照度計)



ブログを始めて約1年、これまでにWatts Up? Proを使って
消費電力を測定したLED電球・電球型蛍光灯は累計で80製
品を超えました。
途中からDrDAQ USBデータロガーにより温度測定も可能に
なったのですが、未だ根本的な問題があります。

明るさが測れない!

厳密に言えばDrDAQで簡易測定が可能なのですが、基板に
実装されている照度センサーなので取り回しが不便だし精度
も良くないらしいので非実用的・・・
そこで、とりあえず照度計を購入する事にしました。


★明るさの単位★

ルーメン(lm)
LED電球の全光束として記載されていますね。
ルーメンの厳密な定義は
全ての方向に対して1カンデラの光度を持つ標準の点光
が1ステラジアンの立体角内に放出する光束


もうちょっとわかりやすくすると
球体の中心の点のように小さい光源(どの方向にも同じ明る
さ)の、一定距離離れたある面積での明るさ(光束)
全然わかりやすくなってない・・・ orz

全光束はこの球体全部の光束を足し算したもの(全ての光束)
なのでルーメンの定義とはちょっと違うのですが、単位はlmを
使っています。
なんでわざわざ全部を足し算するのかと言えば、LED電球は
どの方向にも同じ明るさじゃないからです。
測定位置次第で明るさが違うので統一基準を作らないと比較
できませんよね?

でもこの全光束という考え方には問題もあります。
極論ですが、仮にこんな製品があったとしましょう。
 A:真下にだけしか光らない
 B:真横にだけしか光らない
Bを使うと部屋は薄暗いかほとんど真っ暗ですが、全光束
だと同じというのも有り得ます。

つまり、同じ全光束でも実際使う時の明るさは違います


ルクス(lx)
1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされる時の
照度と定義されています。
照度計の単位はこのルクスが使われています。


あ・・・

照度計じゃ全光束測定できないじゃん!?

・・・

・・・

な~んてね ヾ(´▽`;)ゝ

そもそも全光束を個人で測定するのは非現実的です。
積分球とか公正用の電球(1個100万円以上)が必要だし・・・
なので最初から全光束を計測するつもりはありませんョ。



何をしようとしているのかは後ほどとしてとりあえず続きです。
Amazonで照度計を探した時の愚痴は こちら でこぼしたの
でここでは触れません。
結果的に購入したのはその名も

Doragon ルクスメーター
(デジタル照度計 最大50000LUX)


やたら強そうな名前です。
Amazonマーケットプレイスで購入したのですが、会社名も

株式会社ドラゴンスレイヤー!?

どこのRPGですか・・・ゲーム関連以外でこんな会社名だった
ら胡散臭さ大爆発です。
ちなみに1,500円でした。


とりあえず商品が到着しましたので早速開梱の儀をですね・・・





シールにはDoragon ルクスメーターとありますが、箱自体の
印字には MODEL:LX-1010B とあります・・・
















どう見てもLX-1010Bです、Doragonどこいった??



裏面にシールが貼付されてますが・・・これだけ!?


さて、ここまで我慢してきましたがもう限界です。
ここでのドラゴンってこれの事ですよね?


ragon  ってO(オー)いらなくね?


なお、LX-1010Bは こちら にも記載した通り

漳州市威华电子有限公司(Zhangzhou WeiHua Electronic Co., Ltd.)

の製品です。
こんなやり方で自社ブランドってどうなんでしょう・・・中国の事
をパクリとか馬鹿にできなくなりますよね。



使い方は簡単。

測定場所にセンサーを置いて電源を入れるだけです。


関連投稿は こちら です。

買い物レビュー(家電・PC以外)の投稿リンクは こちら です。


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