2012年11月17日土曜日

EFD15EN/10/E17H2 (Panasonic パルックボールPREMIER 60形電球形蛍光灯 昼白)

PanasonicのE17口金品です。

・・・最近ちょっと忙しくてなかなか投稿が進みません orz






■仕様■
光束:780ルーメン
色味:昼白色
寿命:13,000時間
電力:10W

密閉型器具でも使用可能です。
オンオフ40,000回という事は・・・

1日10回トイレを使って11年!

家族がいるなら点灯回数が増えちゃいます。
逆に窓があれば夜しか点灯しないから寿命が延びますね。




インドネシア製です。
E17口金だけあって、本体に比べてソケット部が細いですね。



注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
  また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
  分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
  万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。

では早速、いつものようにソケットをメキメキ、ケースをバキ
バキ・・・

すっきりした印象ですね・・・もっと押し込んでいるかと思った
のですが。
でもなんか違和感があります・・・なんでだろ?



ケースの一部が取れなかったのですが、接着剤が原因だっ
たようです。



ピンクで囲んだコンデンサが接着剤の付いていた部分です。
接着剤がコンデンサ固定の為なのかケース固定の為なのか
は不明、ひょっとしたら別の理由かも知れません。

コンデンサが2個ありますが黄緑は105℃、ピンクは130℃
対応です。
UBA2024PはNPXセミコンダクターズの電源ICのようです。
ちなみにNPXセミコンダクターズはオランダの半導体メーカー、
2006年にフィリップスから分社してできました。

やっぱりなんだか違和感があります・・・う~ん



蛍光管からの線ですが・・・基板に短い線を半田付けし、その
線と蛍光管から伸びた線を捻って結んでいるだけです。


こちらは反対側、やはりこちらも捻って結んでいるだけですね。



基板の裏側、黄色の矢印がAC入力、橙色の丸が蛍光管と
の接続です。



蛍光管の根元です。
ちゃんと線には短絡防止用に白いカバーをつけています。
よく見ると、白い樹脂の下に金属板が見えます。
蛍光管が動かないように補強しているのかな?
にしても・・・樹脂塗りたくっていますね、しかもこの樹脂はか
なり硬いです。


分解が終わってもやはり違和感があります。
違和感の理由はわかっているんです、なんというか・・・

OEM臭い

インドネシア製ならPanasonicが自社工場で生産していると思
うのですが全体的にPanasonicっぽくないんです。
部品のチョイスや配置、作りこみまで違和感があります。

製品として気になったのは次の2点です。
 ・見つける事ができてないだけかもですがヒューズ等の安全対策がない
 ・蛍光管からの結線が捻ってるだけ、しかも線が長く柔らかいので隣に届く

特に後者、Panasonicがこんなショボイ事をするとは驚き・・・
せめて基板側がもっとしっかりした硬いピンだったらよかった
のですがこんな柔らかい線では安全面で不安です。


この製品は個人的にはお勧めできません。
落ちぶれたとはいえPanasonic電球はまだ信用していたので
すが幻想だったのでしょうか・・・


分解前の消費電力測定結果は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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