2012年10月26日金曜日

EFA15ED/13-E17 (東芝 ネオボールZ 60W形 E17口金 電球形蛍光ランプ 昼光色)

E17口金の記念すべき分解投稿第1弾です。





■仕様■
光束:730ルーメン
色味:昼白色
寿命:6,000時間
電力:13W などと記載していますが・・・

密閉型器具にも使えるようです。








注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
  また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
  分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
  万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。

ではいつもの通り破壊分解スタートです。

基板からの線の片方です。
ソケットとケースの間に挟んであるだけです。



ケースをメキメキっと・・・ん?

ガラス管がすごい形で伸びています。
あと、青く囲んだ部分に赤い線が見えるのですが・・・何の線?


ケースを全て排除完了です。
矢印の2本の赤い線・・・先端がどこにも接続されていません。



別の角度から、樹脂のようなもので覆われています。



樹脂を排除しました。



いつもは縦に立っているコンデンサが小さい上に横向きに寝
ています。
温度も130℃対応になっていますね。
紫線で囲んだ部分、何かの部品がコンデンサの下に潜り込ん
でいます。



潜り込んでいた部品を起こしてみました。


蛍光管からの線をカットして基板を取り外しました。

コンデンサから伸びている、どこにも繋がっていない線ですが・・・


基板から伸びた線とコンデンサの足を捻って止め、上から熱
収縮チューブを被せていたようです。
なんでコンデンサを直接実装せずにわざわざこんな面倒な事
してるのかな?
ひょっとしてこのコンデンサの足が短かったとか・・・



基板の裏側です、マスクしてあってパターンが見えません。
矢印の2箇所がACの入力、橙色の4箇所が蛍光管からの端
子です。
黒い部品は2つがトランジスタでしたが右のがわかりません。
ブリッジダイオードっぽいのですが・・・


蛍光管です、基板に伸びる線には根元まで絶縁カバーが付
いています。


ガラスカバーを外す事に成功しました。


上からみたらこんな感じです。

U字型の蛍光管を4本並べて、橙色の部分で隣の蛍光管と接
続して長い1本の蛍光管になっています。




不思議な事に、矢印2箇所からも線がでています。
でも、カットしてありどこにも繋がっていません。
推測ですが、真ん中の2本の蛍光管は他の製品と共用してい
るのではないでしょうか?


特に危惧するほどの問題点はないように思います。
さすがE17口金製品だけあって小さなスペースに部品を押し込
む為の苦労が見受けられますね。
ただ、この製品もとりあえず樹脂で固めとけという中国メーカー
っぽい思想が見え隠れしているのは気のせい?
コンデンサの実装の仕方なんて100円ショップの製品レベル
ですけど。

消費電力測定結果といい、なんとなくすっきりしませんねぇ・・・


破壊分解前の消費電力測定結果は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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