2012年8月15日水曜日

WH-15A (アイホン インターホン 無線子機セット)その②

WH-15A (アイホン インターホン 無線子機セット)その①
こちら です。


とりあえず親機を外してみました。


あれ?

親機に刺さっている2本は外の子機との線ですが・・・他にも

赤いビニールテープで絶縁している線が2本ありますね

どうやら最初はAC電源直結式のインターホンが付いていた
ようです、知らんかった orz
何度か交換されてた記憶はありますが、自分でやったんじゃ
ないのでよくわかりません。

きっと資格を持った電気屋さんにお願いしたはず!



さて・・・ACの線があるならそのまま使えそうな気がしますが

今回はあえてこのACの線を無視します!

ではどうするかと言うとコンセント式に改造します。
材料を先に買ってきた為引くに引けないとかじゃないですョ!


改造と言ってもたいした事ありません、用意するのはこれだけ。

注:個人で行った加工を記しているだけで、推奨・保証しているわけではありません。
  事故の危険もありますのでよくお考えの上自己責任でお願い致します。
  同様の加工を行った事による一切の責任は負いかねます。


1.コードプライヤー
 ペンチでも代用可能ですがあると便利です。
 なければ,000円以下でホームセンターとかに売っています。
 


2.棒端子
 今付いているインターホンの線が単線なら必要ないです。
 単線とは、金属の線1本だけの事です。
 より線(細い糸みたいな銅線の束)の場合は必要です。
 ホームセンターで10個入り300円前後で売っています。
 サイズや先端の種類でいくつかあるので間違わないように注意。
 
 


3.延長コード
 100円ショップで購入しました。
 今回は値段の問題ではなく、100円ショップで入手する必要があります。
 (単に安いからだけではありません、理由は後ほど)
 




では材料が揃ったらさっそく作業開始です!

まず、延長コードを切断します。
使うのはACプラグの付いてる方(右)だけです。



少し裂いて先の被覆を剥きます。



棒端子を被せて矢印の位置をコードプライヤーで締めます。


これで完成!


親機の差込口に〝えいっ!〟と突き刺せばコンセント式になります。

注意:今回は安全重視で絶縁被覆付を使っています。
    この2本の金属部分が接触するとショートして大変危険です。
    線がはみ出たりしないよう加工し、しっかり奥まで差し
    込んで抜けないようにしましょう。


後はプラグをコンセントに刺して動作すれば問題ありません。

これだけの差なのに1万円以上価格が異なるんですよ!


■簡単な解説
①延長コードについて
 一般的に販売されている延長コードは1500Wまで対応です。
 問題は・・・太すぎるんです。
 実は、こちら で分解した電源タップのコードを流用しようと
 したのですが太すぎて棒端子に入りませんでした。

 それではという事で太い線が入る棒端子を入手しました。
 

 線は入ったのですが、先端も太くなったので今度は親機に
 刺すのが大変です。

 100円ショップで売っている延長コードは値段のせいか12
 00Wまで対応の細めの線なのでちょうどよかったです。
 実際は10Wも流れないので全く問題ありません。


②なぜこれだけで1万円以上の価格差になるのか
 インターホンの需要を考えた場合、ほとんどは新築か増改
 築の工事の際です。
 ケーブルが外に出てると見栄えが悪いし邪魔です。
 わざわざコンセント式を使う理由はありませんよね。
 メーカーとしても値段を下げる必要がありません、需要ない
 んだから・・・それだけです。




赤丸の部分には屋外の子機と繋がる線を刺すのですが、こ
こもより線の場合は棒端子を使って差し込みます。
くれぐれもACの線と間違えないように!





後は取り付けですが、こんなふうにしました。


最初に親機のあった場所にカバーを付けてコードを引っ張り出し、
横の柱に親機を設置しています。
親機の下に見えているのが延長コードで作ったケーブルです。



普通は位置そのままで交換するのでこんな事する人はいない
と思いますが、参考までに手順を説明します。

これがカバー、ホームセンターで100円前後で売っています。



2つに分かれていて、ベースをねじで固定した後カバーをパチ
ッと止めるだけ。


中央の穴にこれを付けるときれいに仕上がります。
ホームセンターで50円前後で売っています。



本当はつめで固定できるはずだったのですが・・・間違えて買
ってきた orz


面倒だったのでホットボンドで裏から固定しました。




注意点としてはこのカバーを先に通してから親機に線を繋ぐ事です。
でないともう1度抜いてやり直す事になります。

や・やり直してなんかないんだからね!!



外の子機は簡単です。
2本の線で接続するのは同じなので単に交換するだけです。

子機がねじ1本、台座がねじ2本の計3本外せばこんなふうに・・・
ねじはそのまま使いまわし、台座のねじ穴の位置は基本的に
どこのメーカーでも同じ(だと認識しています)。


そして付け替えたのがこちらですね。




■最後に
 今回はACの線を直接触らずにできました。
 電池式なら同じ手順で交換できます。
 じゃあAC電源直結式が付いてる場合はどうやって交換
 するのよ?

 ①近所の電気屋さんに相談するのが確実です。
  ・機器込みの工事費
  ・機器をこちらで用意して工事だけしてくれるか、費用は?

 ※電気屋さんによっては市販より安価で機器を入手できたりします。
   工事費は数千円程度だと思いますが、一概には言えません。 

 ②自分でやる ※自己責任です
  まず感電しない事が最重要です。
  分電盤で対象となる部分のブレーカーを落として作業します。
  どのブレーカーが対象かわからない場合は、順番に落と
  してテスターを当てる、か、安全の為に全部落として作業
  しましょう(但し、全部落とすと作業中は家中停電です)。

  次に、そのまま交換するのかコンセント式に改造するかは
  自由ですからAC直結式にするならそのまま交換するだけ。 
  コンセント式に改造するなら今繋がっているACコード先端
  の絶縁処理をちゃんとしましょう。 

 ③こういう事ができる(信用できる)知り合いを探す。
  交換自体は10~20分もあれば可能です。
  但し、家の中に招き入れる事になるので信用できる人にしましょう。

 分電盤?ブレーカー?絶縁?という人は①か③だけにして
 ください、②はきっと後で後悔します。
 
WH-15A (アイホン インターホン 無線子機セット)その③は こちら です。


DIYの履歴は こちら です。

家電関連の履歴書は こちら です。


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