2012年8月24日金曜日

お盆のPC自作④(IntelSRT導入)

こちら の続きになります。

とりあえず一応組み上がったわけですが、お盆のPC自作② で

 ■HDD (データ用) 未定

 ■SSD (Intel SmartResponseTechnology用) 未定

としていた部分があります。


HDDは1テラプラッタが出始めているのでもう少し待ってもいい
かなと思ったりもしますが、その間 Cドライブにデータを置くの
も不安・・・
2テラはかなり安くなってきたので勢いで買っちゃいましょう!

WD20EARX (WesternDigital 2テラHDD)

SSDは インテル スマート・レスポンス・テクノロジー
を試す為のものです (その為にマザーをZ77にしたんだし)。
タイミング的にちょうど発売されたプレクスターのM5シリーズを
買う・・・でも 初物はいろいろ不安があるのでちょっと怖いです。
価格の割りにスペックがいいとのうわさのこれにしました。

MZ-7PC128B/IT (SAMSUNG 830Series 128ギガSSD)



だから・・・HDDをこの梱包は勘弁してください m(゚- ゚ )アマゾンサマ!



左はUSB3.0用のケーブルです。
BUFFALOがえらく安かったので購入したのですが・・・何故か
3.0で繋がりません。
USB3.0のシビアな通信で安物2mはダメなのかなぁ? orz



取り付けです。
SoloⅡは前面カバーを開けた後、HDDの前に配置されたファ
ンステイを前に倒してやっとHDDにアクセスできます。
(線の付け外しなら後ろからできますが)



ファンがない状態でこんな感じです。
3段ある内部ベイの一番下を使う場合ファンが邪魔でHDDの
出し入れが結構大変です。



さて物理的な接続が済んだ時点でふと思いました。

スマート・レスポンス・テクノロジーってどうやって有効にするんだ?

マザーの説明書にもありません。
biosの設定に
 ・インテル スマート・コネクト・テクノロジー
 ・インテル ラピッド・スタート・テクノロジー
という項目があるけど違うようです。

・・・??

仕方ないのでGoogleで検索してみるとZ68への導入方法を発見。


<手順>
1.biosでモードを RAID にする

2.HDDにWindows7をインストールする

3.インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー ドライバー をインストールする。
  (以降 IRSTドライバー と記載します)


え???

先にAHCIでインストールしちゃってるよぉ!!!

MSIのHPからダウンロードした最新版のIRSTドライバーをイン
ストールしてみたけど当然ながらスマートレスポンステクノロジ
ーの項目は非表示。

再・・・インストールしかないのか・・・ orz


いや待て。
IDE → AHCI だってできるんだから AHCI → RAID だってでき
るはずという事で調べてみると、Windowsインストール後に変換
した方が数人いらっしゃいました!!

こちらの BlackMarkのできごとBlog さんが一番簡潔でわかり
やすかったので参考にさせていただきました。


基本的には こちら でOSのインストール時にやった手順と同じ、
スタート→プログラムとファイルの検索で regedit を入力して

ここの値を 0 にします。

後は再起動してbiosからモードをRAIDにするだけ。

Windows7が起動後に必要なドライバーを自動で設定します。
最期に再起動を指示されるのでもう1回再起動すれば完了です。



では早速、勝手に常駐しているIRSTのプログラムを起動した
のですがHDDもSSDも何も認識しません・・・

ふと思いついて、IRSTを一旦アンインストールした上で再イン
ストールしたら認識しました。
RAIDにしてから最新版をインストールするのがいいようですね。


ちゃんとRAIDでSSDを認識できていれば高速化というのが現
れるので矢印の部分を押すと・・・



最大64GBまでなんですね・・・128GBは大きすぎたか orz
拡張モードはReadのみ、最速モードはRead/Writeに効果がある
ようですがトラブルの際のデータ消失リスクがあるらしい。
とりあえず拡張モードにしてOKを押して完了デス!


使ってみた感想としては、Windows7やアプリの起動は体感上わ
かるくらい効果があります。
じゃあ数値ではどうなんだ?という事で


CrystalDiskMark
HDD単体


HDD+SSD(ISRT使用)


WriteがHDD単体時より下がってますがまぁそうでしょうね・・・
(理論的にデータの書き込みを並行して行うんで)
でもReadがとんでもない事になっています。
上げ幅最大は4KQD32で

  1.615 → 258.8

Readに関しては特にHDDが苦手な部分をカバーしていますね。


FF14ベンチマーク(HIGHモード)
HDD単体


HDD+SSD(ISRT使用)


予想通りですが、ほぼ変化なしです。
しかも LOAD TIME は悪くなっていますね。


ISRTはSSDへのキャッシュです。
要はSSDにもデータを置いておいて、HDDの代わりにSSDから
データをReadするから早くなるという理屈ですね。
という事は1回目には効果がないが2回目からは効果があるか
も・・・という事で、SSDのキャッシュを一旦リセットしてから再度
FF14ベンチマークを実行しました。


1回目


2回目


LOAD TIME が 29,309ms → 19,777ms になっています。
公式にも明示されていない謎の指標ですが名前からすると何
かの読み込みかと思われます。
という事は、2回目はSSDにキャッシュされたデータを読んだの
で高速化した・・・のかな?

でも旧メインは SCORE:1,283でLOAD TIME:12,193ms・・・
わけがわかりません。

ともあれSSDにシステム入れたくない中年おじさん的にはISRT
は安定して高速化する手段としてとても魅力的ですね。


パソコン関連の履歴書は こちら です。


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